これからの時期、網戸を使用する機会が増えてくるのではないでしょうか。医療機関(※)からは、
子供が寄り掛かった網戸が外れたり破れたりして、窓から転落したという事故が報告されています。
「2階にある網戸にもたれて座っていたところ、網戸が外れて転落した。」(5歳)
「網戸に寄り掛かっていたところ、そのまま室外のコンクリートに顔面から転落し、頬、首、まぶたを擦りむいた。」(0歳)
「1階の網戸に寄り掛かったところ、破れてそのまま1mくらいの高さからうつ伏せに落ち、額を打撲した。」(2歳)
網戸は転落を防止するものではありません。子供が網戸に寄り掛からないよう、また、網戸で遊ばないよう注意しましょう。
(※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成27年4月時点で28機関が参画)から
事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。
(参考)
・一般社団法人日本サッシ協会:安全にお使いいただくために
(事故の例:網戸に寄りかかり、ネットがはずれて転落した)
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2015年5月21日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)