子供を抱っこ紐で抱っこしたまま自転車に乗って転倒し、子供が大ケガをして入院したという事故が、医療機関(※)から報告されています。
「前座席に上の子を乗せ、下の子を抱っこ紐で抱っこして自転車に乗っていたところ転倒。翌日、下の子の頭部に腫れがあり受診。頭部骨折ほかで約1週間入院。」(0歳)
「子供を抱っこ紐で抱っこしたまま、ハンドルに大きな荷物を提げた自転車を押していて転倒。子供は親と地面の間に挟まって押しつぶされた形となった。頭部骨折、脳挫傷ほかで約10日間入院。」(0歳)
子供を抱っこ紐で抱っこしたまま自転車に乗ったり押したりして転倒すると、子供が重篤なケガを負う危険性があるということを、忘れないでください。万一、事故が生じた場合、子供に異変が見られなくても、医療機関で受診しましょう。
(※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成27年4月時点で28機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。
(参考)
・過去の関連メール:
Vol.53ちょっと待って! ~子どもを自転車に乗せる時は~
Vol.202抱っこひもからの子どもの転落にご注意!!
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2015年5月28日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)