ペット用品による子供の事故が医療機関(※)から寄せられています。
「猫のトイレ用の砂で遊んでいた幼児が、保護者が目を離した隙に砂を口に含んでいた。すぐに取り出したが、一部が口の奥に入り、顔色が不良となったため救急要請。
呼吸が保てず病院で人工心肺装置を装着した。気管支異物と診断され、気管支鏡で異物を摘出。」(1歳)
ペット用品のトイレ砂などには、口に入れることで、水を吸って膨らんだりくっついたりして、取れなくなるものもあります。
また、乳幼児は抵抗力が弱く、ペットが触れたものを触ったり口にしたりして病気に感染するおそれもあります。
子供が小さいうちは、ペット用品を子供の生活空間には置かないようにしましょう。もしも、誤って口に入れるなどして体調に異変が出た場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
(※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成27年10月時点で30機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。
(参考)
・独立行政法人国民生活センター「発達をみながら注意したい0・1・2歳児の事故」
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2016年3月24日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)