今日から1週間(6月4日~10日)は「歯と口の健康週間」です。
元気な歯のために日々の歯みがきは欠かせませんが、医療機関(※)からは、歯ブラシで入院に至る事故が報告されています。
「歯ブラシを持ちジャンプして遊んでいた。泣き声で気付くと口から大量の出血あり。止血したが、数時間後に発熱、翌日には細菌による炎症を併発して入院となった。」(2歳)
「夜、ベッドで飛び跳ねながら歯磨きをしていて転落。うつ伏せで、喉の奥に歯ブラシが数センチ突き刺さっていた。救急搬送され入院。」(3歳)
「夜、仕上げ磨き後に、歯ブラシをくわえたままソファーで転落。仰向けで多量の出血あり。約1週間入院。」(1歳)
子供が歯磨きをする際には、歯ブラシを持ったりくわえたりして遊んで怪我をしないように、日頃から十分に注意しましょう。歯の健康維持のため、楽しく安全に歯磨きをする習慣を身に付けましょう。
(※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成27年4月時点で28機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。
(参考)
・日本歯科医師会
(「歯と口の健康週間」)
・消費者庁・国民生活センター「乳幼児の歯ブラシによる事故に注意!」
・過去の関連メール:
Vol.114 歯磨き中の事故にご注意!
Vol.133 乳幼児の歯ブラシによる事故に注意!
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2015年6月5日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)