7月に入り、プールに行く機会が増えると思います。消費者庁には、プールでの事故の情報が、医療機関(※1)や関係機関(※2)から寄せられています。
「プールサイドで足を滑らせ、プールに落ちるときに後頭部を縁にぶつけた。後頭部を1㎝強切り、出血した。」(1歳)
「プールに潜って遊んでいたところ、プールの底に沈んでいるのを他の利用者に発見され、搬送先の病院で死亡。」(5~9歳)
濡れたプールサイドは滑りやすく、転倒事故が発生しています。プールサイドで走ったりふざけたりしないよう、子供に言い聞かせましょう。
また、溺水は命に直結する事故ですが、溺れると、ほとんどの場合声を上げたり手を振ったりして助けを求めることができず、やがて静かに水の中に沈んでいきます。付添いの大人は子供から目を離さないようにしましょう。
(※1)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成27年10月時点で30機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。
(※2)消費者庁と国民生活センターが連携し、生命・身体に係る消費生活上の事故情報を関係機関から一元的に集約して提供しています(「事故情報データバンク」システム)。
(参考)
・過去の関連メール
Vol.247 お風呂で溺れる事故は水が少なくても起きています!
Vol.200 プールでは子どもから目を離さず、緊急時にはすぐに救急車を!!
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2016年7月7日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)