屋外でバーベキューを楽しみたくなる季節ですが、食中毒が多く発生する季節でもあります。特に、抵抗力の弱い子供が感染した場合は重症化することもあるので、次の点に注意が必要です。
1.食材は調理の直前まで冷やして保管
温度が上昇すると、細菌が増殖しやすくなります。
2.肉類は中心までよく焼く
肉には、少量でも食中毒を起こす細菌が付いていることがあります。成型肉やハンバーグ、タレ等に漬け込んだ肉等は細菌が中心まで入り込んでいる可能性もあります。
3.トングや箸は用途によって使い分ける
トング等を介して生肉から他の食材に細菌が移る可能性があります。
4.おにぎりにも注意
手に傷があるときなどに素手で握ると、熱に強い毒素を作る黄色ブドウ球菌が繁殖し、おにぎりに付着する可能性が高くなります。毒素は夏の気温下では著しく増殖し、加熱しても無毒化されないので焼きおにぎりにしても危険です。おにぎりを握る際は、ラップやビニール手袋を使用しましょう。
(参考)
・消費者庁消費者安全課:バーベキューにおける食中毒・火傷に注意!~普段調理をしない方は特に注意をしましょう!~(7月29日公表)
・過去の関連メール
Vol.172 成型肉等は、必ず中心部までよく加熱してから食べましょう
Vol.99 食中毒にご注意ください
Vol.40 夏の食中毒に注意!
Vol.33 子どもが食べるお肉は中までよく加熱して!
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2015年7月30日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)