消費者庁には、子供がタンスを倒して下敷きになったという事故情報が、医療機関(※)から寄せられています。
「タンスの一番上にあるおもちゃを取ろうとして引き出しにぶらさがったようで、あお向けでタンスの下敷きになり泣いていた。」(1歳)
「重い木製のタンスの引き出しを階段にして登って遊んでいたところ、タンスが倒れてきて下敷きになり、頭部打撲。」(4歳)
子供は成長とともに色々な事ができるようになりますが、同時に好奇心が旺盛になり思いもかけない危険な行動をすることがあります。
タンス等の家具は固定し、おもちゃ等の子供の興味を引くものは、子供から見える高い位置には置かないようにしましょう。また、引き出しや開き扉にはストッパーを付け、乗ったりぶら下がったりしないよう子供によく言い聞かせましょう。
(※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成27年10月時点で30機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。
(参考)
・過去の関連メール
Vol.159 背の低い家具でも下敷きに!
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2016年9月29日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)