ヘアアイロンによるやけどの事故情報が、医療機関(※)より寄せられています。
「つけっぱなしにしていたヘアアイロンで、子供が片足の足裏全体をやけどし、水ぶくれができた。」(1歳)
「使い終わった直後のヘアアイロンを子供が触ってしまい、手に痕が残る重度のやけどを負った。」(2歳)
ヘアアイロンの髪を挟む面(コテ部分)は、大きいものでは幅が約4cmもあり、小さい子供の手足がほとんど入ってしまうサイズです。また、多くの製品は、使用時は150℃~200℃になり、電源を切ってもすぐには安全な温度までは冷めません。形も棒状なので、子供が掴んでしまいがちです。使う時は子供から目を離さず、使い終わったらすぐに電源を切って子供が触れない場所で冷ますなど、注意が必要です。
(※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成27年10月時点で30機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。
(参考)
・過去の関連メール
Vol.228 電化製品のコードに御注意!
Vol.179 ヘアアイロンでのやけど ~体験談の御紹介25~
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2015年10月1日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)