秋の行楽シーズン、家族みんなで車で出かける機会も多くなります。小さなお子さんにはチャイルドシートを使っていますか?
乗車中は子どもを抱かずに、できる限り(※)チャイルドシートを使用するよう心掛けてください。
子どもを抱いたまま、車が衝突したり、急停車すると、抱いている腕から子どもが飛び出してしまうおそれがあります。例えば、体重10kgの子どもを抱っこしていた場合、時速約40kmで衝突した瞬間には、体重の約30倍の300kgの衝撃がかかることになり、腕で支えることは不可能です。腕で支えることができるのはせいぜい時速5~7kmまでと言われています。また、チャイルドシートには、急ブレーキやカーブでの車内転倒事故を防ぐ効果もあります。
チャイルドシートは、後部座席に取り付けましょう。助手席に取り付けると、エアバックが作動した場合、重大な怪我を負うおそれがあります。チャイルドシートは取扱説明書に従って正しく取り付け、子どもを事故から守りましょう。
(参考)国土交通省「チャイルドシートコーナー」
(http://www.mlit.go.jp/jidosha/child/index.htm)
(※)6歳未満の幼児はチャイルドシートの使用が原則義務付けられています。「できる限り」という表現を使用しているのは、一部疾病等のためチャイルドシートを使用することが療養上適当でない幼児を乗せる時等、やむを得ない理由がある時は、使用義務が免除されるためです。
(参照)Vol.55 乗車中はチャイルドシートの使用を!(追加)
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2011年10月6日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)