映画、テレビそしてパソコンなど、3D映像が急速に普及して、小さな子どもが3D映像に触れる機会も増えています。映像に立体感や奥行き感が加わり、より迫力ある映像表現を楽しめるようになった一方で、眼の疲れや頭痛、乗り物酔いに似た症状を訴える事例が増えてきています。国民生活センターにも「3D映画を一緒に観に行った中学1年の娘が体調不良になった。一昼夜経っても乗り物酔いのような状態が続いていた。成長期の子どもに悪影響があるのではないか」などの声が寄せられています。
お子様が小さいうちは、3D映像の長時間の視聴は控えましょう。大人の方も、3D映像を視聴する際は、部屋を暗くしない、姿勢を崩さない、疲れを感じたらすぐに視聴を休む、などの配慮をお忘れなく。適切な気配りで、3D映像を快適にお楽しみください。
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2011年12月1日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)