40代の女性から次のような体験談を頂きました。
「3歳5か月の子どもの足が、ヘアアイロンの髪を挟む部分にすっぽりとはまって、やけどをしてしまいました。『危ない』と思ってから一瞬の出来事でした。すぐに水で30分以上冷やし、病院で受診しましたが、やけどの程度はⅢ度(注)に近く、1か月以上通院しました。」
ヘアアイロンは髪を挟む内側しか熱くならないので、電源を入れたまま放置しがちですが、約30秒で100度に達する製品もあり、ほんの一瞬、目を離した隙に子どもがけがをしてしまう恐れがあります。
ヘアアイロンの電源を入れたらその場を離れない、使用中は子どもが近寄らないようにしましょう。
(注)やけどは、皮膚の損傷が及んでいる深さにより、Ⅰ度(浅い)~Ⅲ度(深い)に分類されます。Ⅰ度では、やけどは数日で治り、痕は残りませんが、Ⅲ度では、治癒期間は1か月以上で、やけどの痕が残ります。
(参考)
・過去の関連メール:
Vol.137 「アイロンによるやけどの事故にご注意!」
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2014年3月20日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)