家庭でのアルコール飲料の誤飲事故が医療機関(※)から寄せられています。
「親が、アルコール飲料のボトルを水と思ってミルクを作り、子供に与えた。子供はミルクを嫌がったが何度か飲ませてしまった。後で、親が味見をしてアルコール度25%の飲料を使ったことに気付き、経過観察目的で入院。」(0歳)
子供がアルコール飲料を誤飲すると、少量でも急性アルコール中毒となるおそれがあります。また、乳幼児は症状を伝えられないので、保護者が誤飲に直ぐには気付かないことも。
アルコール飲料の缶や瓶にはお酒を示す表示がありますが、容器の色彩や絵柄が清涼飲料と似ていて間違えやすいものもあります。子供に飲料を与えるときには表示等をきちんと確認するとともに、アルコール飲料は清涼飲料とは別の場所に保管しましょう。
また、子供が自分で間違えて飲んでしまうこともあるので、子供の目や手が届かないようにもしましょう。
(※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成27年10月時点で30機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。
(参考)
・過去の関連メール
Vol.229 アルコール飲料の誤飲に気をつけて!
Vol.184 ゼリーで酔っ払うことも!
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2016年2月25日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)