幼児用座席に子供を乗せたまま、自転車から離れてしまうことはありませんか?
荷物を降ろす間など、保護者が目を離したわずかな時間に自転車が転倒し、幼児用座席に乗っていた子供がけがをしたという情報が医療機関(※)から寄せられています。
「停車中の自転車の前方座席に子供を座らせていた。親が離れた際に自転車ごと転倒。地面に衝突し左前額部を打撲。」(4歳)
「親が、自転車の前座席に乗せていた子供のヘルメットを外し、前カゴの荷物を持ち上げた際、子供が動いたため、自転車ごと転倒し、アスファルトの地面に衝突。左側頭部と左顔面を打撲した。」(1歳)
子供を自転車に乗せるときは、乗せる前にヘルメットをかぶせ、乗せたらシートベルトを必ず着用させましょう。また、停車中でも自転車を両手で支え、手を離さないようにしましょう。
(※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成27年4月時点で28機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。
(参考)
・危険学プロジェクト事故再現映像
・独立行政法人国民生活センター公表資料
「自転車の荷台の強度-幼児座席を安全に使用するために-」
「子どもを自転車に乗せたときの転倒に注意!」
・過去の関連メール:
Vol.208 お子さんを乗せる前に、自転車用チャイルドシートの点検を忘れずに!
Vol.167 子どもを自転車に乗せたときは、停車中の転倒にもご注意!
Vol.53 ちょっと待って! ~子どもを自転車に乗せる時は~
Vol.39 幼児を自転車に乗せる際はヘルメットの着用を!~体験談の御紹介5~
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2015年6月18日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)