先日、厚生労働省から、平成26年度に報告された子供の誤飲事故の第1位は「タバコ」で、約20%を占めていることが発表されました(※)。
この20%の中には、未服用のタバコだけでなく、吸い殻や、吸い殻が入った缶、瓶等にたまっている液を飲んでしまった事故も報告されています。
タバコだけでなく、灰皿等も、子供の手の届く床の上やテーブルの上などに置かないようにしましょう。
また、吸い殻を中身が残っている缶等に入れると、子供が知らずに誤飲しやすい上に、ニコチンが溶け出し体内に吸収されやすい状態になるため、飲料の缶、ペットボトル等を灰皿代わりにすることは、絶対に避けましょう。
万が一、タバコを誤って飲んでしまった場合、喉の奥を刺激して吐かせ、医療機関を受診してください。水や牛乳を飲ませると、水分によってかえってニコチンが吸収されやすくなるのでやめましょう。
(※)平成26年度「家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告」
(参考)
・厚生労働省 平成26年度「家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告」
・あなたのお子さんは安全?「タバコの誤飲」
・過去の関連メール
Vol.149 飲み物の空き缶を灰皿代わりにするのは危険!
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2016年4月28日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)