消費者庁には、エスカレーターによる事故の情報が、医療機関(※1)や関係機関(※2)から寄せられています。
「下りのエスカレーターにベビーカーのまま乗っていたところ、子供の体が前に傾いてしまい、ベルトもしていなかったので、そのまま10~15段くらい転落。顔面打撲傷。」(3歳)
「下りのエスカレーターから降りる時、右足の長靴がエスカレーターに巻き込まれ、前のめりに倒れた。その時は歩けるようで心配ないと帰宅したが、後日整形外科を受診したところ、骨折と診断された。」(4歳)
ベビーカーの乗り入れは避けましょう。バランスを崩すなどして転倒する恐れがあります。
また、お子さんと一緒に利用する際は、必ず保護者が手をつなぎ、靴やサンダル、衣類のすそなどが挟み込まれないよう、黄色い線の内側に立ちましょう。
(※1)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成27年10月時点で30機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。
(※2)消費者庁と国民生活センターが連携し、生命・身体に係る消費生活上の事故情報を関係機関から一元的に集約して提供しています(「事故情報データバンク」システム)。
(参考)
・エスカレーターでの事故に御注意ください!
・一般社団法人 日本エレベーター協会 「エスカレーターを安全、快適にご利用いただくために」
・過去の関連メール
Vol.242 エスカレーターの挟まれ事故に御注意!
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2016年7月21日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)