電気ケトルは必要な時に必要な量だけの湯が簡単・手軽に沸かせる便利な道具です。しかし、子供がコードを引っ張ったり、本体に触れたりするなどして熱湯がこぼれてやけどをする事故が、医療機関(※1)から消費者庁に寄せられています。
「ミルクを作ろうとして台所の高めの台の上に電気ケトルを置いて湯を沸かしていた。子供がハイハイで急に近づいてきてコードを引っ張りケトルが落下。体に湯が掛かりやけどした。」(0歳)
「沸騰し終わった湯がたくさん入っていた電気ケトルを支えに子供がつかまり立ちをし、湯が手にこぼれてやけどした。」(1歳)
電気ケトルは湯を沸かす時も沸かした後も、コードも含めて子供の手が届く場所に置かないように気を付けましょう。また、Sマーク(※2)の付いた製品などお湯漏れ防止機能等の安全対策が取られた製品を選ぶことも有効です。
※1 消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成27年10月時点で30機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。
※2 Sマークについて
http://www.s-ninsho.com/plaza/index.html
(参考)
・電気ケトルの転倒等による乳幼児の熱傷事故にご注意ください
・「あなたのお子さんは安全?」ポットや炊飯器によるやけど
・過去の関連メール
Vol.79 電気ポットによるやけどにご注意
Vol.110電気ケトルの転倒によるやけどにご注意!
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2016年10月6日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)