先月9月30日に出口小児科医院に新しく出来た施設にて,全職員を対象にリスクマネジメント講演会を行いました.
冒頭では,Love & Safetyおおむらの代表も務める出口貴美子院長のより「チャイルドライフ プロジェクト」や「新たな診療部門体制」の発表がありました.
これらの活動は,子どもの尊厳と生きる権利を考える事を目的に,院長がこれまで取り組んできた,そしてこれからも継続して行うことを新しく入職した職員を含む全員で共通認識する意味で伝えられました.
また,時折映し出される写真を見ては,当時の様子を懐かしむ声が多く聞かれました.
今はまだ施設としての“箱”が完成しただけの状態ですが,これからは「院長の思い」や「職員一人一人の思い」,そして「患者様・保護者のみなさまの思い」など,様々な思いの色を塗りながら,色彩豊かな“箱”を創り上げていきたいと思っています.
講演会の内容は,プラムネット株式会社アウトドア共育事業部より渡辺直史先生(http://www.fieday.net/ac/?p=560)をお迎えし,「子どもの安全・事故予防の理解 −リスクマネジメントの基本手順とは−」のタイトルで話していただきました.
“どんな視点で危険を見つけたらいいのか?”,“人によって危険回避の考え方や判断が異なる場合は?”など丁寧かつ分かりやすくご説明していただきました.
最後は各部門別にグループディスカッションを行い,講演会で学んだ内容をどのように現場で活かしていくのか発表しました.
渡辺先生,遠方からお越しいただき,貴重なご講演をありがとうございました.