30代の女性より次のような体験談をいただきました。
「息子が2歳になったころ、テレビを見ていたら『歯みがきをしよう!』という内容でした。息子が真似をして、自分で歯ブラシを持ってきて歯みがきを始めました。ところが突然、『体操をしよう!』という内容に変わり、つられて息子は歯ブラシをくわえたまま体操を始めたのです。『危ない!』と止める間もなく転んでしまい、歯ブラシがノドに突き刺さって裂傷を負ってしまいました。ずいぶん血が出てヒヤリとしました。」
東京消防庁の調査によると、歯みがき中の事故は、乳幼児(5歳以下)の中でも特に1、2歳児に多く発生しており、その半数以上が、歯ブラシをくわえたまま歩くなどして転倒し、受傷したものです。
お子様が歯みがきをするときは、歯ブラシをくわえたまま歩いたり走ったりさせないようにしてください。歯みがきに集中させるようにしましょう。
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2011年 8月18日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)