乾燥が気になる季節、加湿器を使用される御家庭も多いと思います。
水を沸騰させて高温の水蒸気を発生させるスチーム式加湿器で子供がやけどを負う事故が医療機関(※)から寄せられています。
「加湿器から出ている蒸気に興味を持ち、吹き出し口に手を置いてしまい、指に水ぶくれを伴うやけどを負った。」(1歳)
「自宅の居間で遊んでいた際、加湿器のコードに引っ掛かり、加湿器内の湯がかかりおしりをやけど。」(4歳)
加湿器によるやけどの事故は就学前の子供、特に乳児に多く発生しています。
子供のいる御家庭では、加湿器を子供の手の届くところに置かないようにしましょう。また、熱い蒸気が出ないタイプの加湿器の使用も検討しましょう。万が一やけどを負った場合はすぐに水で冷やし、医療機関を受診しましょう。
(※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成27年10月時点で30機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。
(参考)
・過去の関連メール
Vol.217 子供の加湿器への接近に御注意!やけどや怪我をすることも!!
Vol.107 家庭内の乳幼児の事故で一番多いのは、やけどです
Vol.62 加湿器によるやけどにご注意を!
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2015年11月5日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)