医療機関(※)より、電化製品のコードを子どもが引っ張り、怪我をする事故の情報が多数寄せられています。
「洗面台に、熱したヘアアイロン(180度)を置いていた。ハイハイしていてコードを引っ張り、右腕をやけどした。」(8か月)、「ケトルでお湯を沸かしていた。コードが気になり引っ張って、顔面をやけどした。」(7か月)、「コードを引っ張り、棚の上の加湿器を足に落とした。救急要請で受診。」(1歳)
コードを引っ張って落とした製品としては、やけどにつながるアイロンやケトル、加湿器のほか、トースター、卓上コンロ、DVDデッキ、パソコンなど、重量があり、落下させると骨折のおそれのあるものもあります。
電化製品のコードを引っ張っても製品が落下しないように工夫し、子どもを事故から守りましょう。
(※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成26年12月時点で24機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。
(参考)
・「あなたのお子さんは安全?」ポットや炊飯器によるやけど
・過去の関連メール:
Vol.179 ヘアアイロンでのやけど ~体験談の御紹介25~
Vol.110 電気ケトルの転倒によるやけどにご注意!
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2015年3月5日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)